Sexy Zone

君だけしかもう見えない

sexyたちについて語るブログ

人から愛されなくても菊池風磨くんを愛することで寂しさを忘れることができた話

少し真面目な話をしようと思う。

 

私には現在彼氏がいない。

 

 大学4年の3月、国家試験が終了し、あとは卒業式を控えるのみという最高に解放感のあるタイミングに、2年半交際していた彼氏に別れを告げられて以降不在だ。元彼とは喧嘩なんて日常茶飯事で、束縛はかなりキツいし(着る服や化粧、行動も制限されていた)なんなら流血レベルの暴力も振るわれていた。文章に起こすと改めてすごい。私はファッションが大好きだったし、すごくマイペースなタイプの人間なので自分自身を乱されているようで辛かった。私から「別れたい」という言葉はそれまでに何十回、何百回と伝えてきたし、元彼との未来なんて見えてなかった。しかし、彼の笑顔をみれば何故か許せてしまう自分がおり、なによりも「別れたくない」と彼が縋り付いてくる期待をどこかでしていた。とんでもない女だ。

 

 そんな私が彼から別れを告げられた。すんなり受け入れられると思っていたが、そうではなかった。ふつふつと込み上げる寂しさや喪失感。予想もしなかった別れに、今度は私が彼に必死に縋り付いた。女ってこういう時本当に意味不明だ。それでも、どれだけ泣こうが喚めこうが元彼が私の元へ戻ってくることはなかった。食欲は無くなり、毎日泣いていた私の体重は8kg程痩せた。人間、水分が枯れたら多分結構痩せられるのだと思う。これが医療従事者の発言だから怖い。

 

 しかし、社会人1年目ということもあり仕事が忙しくなれば徐々にそんな苦しみからも解放され、忘れることが出来た。わたしはどんなこともすぐに忘れる。要するにバカなのだ。バカ万歳。同期女子は10人中8人彼氏がいたが、私自身、丁度いいブスポジションとして彼氏をあまり途切らせたことがなかったし、なんなら「社会人1年目ってピチピチやん~~??」くらいに思ってたため焦りはなかった。

 

 様子がおかしいことに気がついたのは秋も過ぎ、本格的に寒さも強まる11月になった頃のことだ。彼氏ができない。予想外だった。私には残すところ半年を切った時点になってもピチピチ社会人1年目という武器には効果がなく、彼氏ができていなかった。唯一自分に猛アプローチをかけてきたのは『気が強そうでそこがまたいい』言っていた一個下男の子と『ツンデレっぽそうなところがいい』と言っていた一個上の先輩くらいだ。ドMにはウケがいい。ここは笑うところである。そしてそのまま12月に差し掛かかり寂しさが最高に達したその時にSexy Zoneに、菊池風磨くんに出会ったのだ。

 

crcrfuma0307.hatenablog.com

Sexy Zoneや風磨くんを好きになるまでの経過

 

 風磨くんは私の好きなタイプとは真逆だった。もちろん、元彼ともまったく違うタイプである。どちらかというと好きなタイプや元彼は千葉雄大くんとか瀬戸康史くんとか可愛い系の顔であり性格だった。それでも私は風磨くんに心を奪われたのだ。

 

 風磨くんの纏うオーラは不思議だ。すごく遠い存在であるはずなのに、どこか寄り添ってくれているような温かさがある。その温かさは彼の言葉や行動、歌声からも溢れ出ている。実際に風磨くんの幾つもの言葉で頑張ることが出来たし、風磨くんの歌声で立ち上がることが出来た。

 

 ポップな感じに彼氏ができないことについて書いてきたが、私は本当に苦しかった。同期たちが話す事といえば彼氏の話だったし、彼女たちから話を聞くたびに嫌なほど心に刺さった。「私は誰からも愛されていないんだ」と。誰かから愛されたかった。求められたかった。愛されていないから、必要のない人間だとも思っていた。そんな中、風磨くんの頭の回転の速さから飛び出す言葉や行動は私を過呼吸寸前まで笑わせたし、私を立ち上がらせた。私は、菊池風磨という人間がいつの間にか支えになっていた。大好きになっていた。

 

 恋愛対象とかそんな次元の話ではない。菊池風磨という人間が大好きなのだ。人情味があって、彼の中にメラメラと燃えてる何かがあるところや、人間くさいとこが垣間見えるとこも。

 

 気づけばいつの間にかわたしの愛されたい病は消失していた。風磨くんへの想いが治療薬となっていた。私は順調に気持ちが悪い。そこで読んでいるあなたもドン引きしているだろう。

 

いつも僕に声を届けてくれてありがとう

僕はキャラ的にも
はぐれ者っぽいところがあるんだけど
数ある男のなかから
僕を選んでくれて感謝してます

そんなすてきなみんなのことを
裏切りたくないし
いつも笑顔にしたいから
僕の言葉を信じてついてきてください

いつまでもいっしょにいよう

 

素敵だ。ぶっきらぼうだけどやっぱり温かい。

わたしは風磨くんのおかけで寂しさを忘れることができた。この風磨くんの言葉は『愛されていないから、必要のない人間なんだ』という私の考えを大きく変えてくれた。この先も一緒に歩んでいきたいと思わせてくれた。

 

きっと風磨くんを好きなったきっかけは、人それぞれだろう。こんなに気持ち悪くて重いかはさておき、わたしと同様に風磨くんの温かさに惹かれた女の子も少なくはないと思う。風磨くんはこの先もこんなふうに誰かに温もりや勇気を愛を与える存在であり続けるだろう。わたしはそんな彼にこの先もついていこうと思う。

 

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